6月初めに採卵した卵、無事に孵化したのですが、それ以降、仕事が忙しくなり、2週間で5回ほど事務所に泊まり込み。
そうなると当然、朝のブラインシュリンプの給餌ができないわけで、次の日のために卵をセットすることもできず... という状況になります。
孵化1ヶ月の間は、餌が足りないと、あっちゅう間にシラスになりますね。
3腹の内、面かぶり交配は、孵化数が多かったのが逆に災いして、
9割方シラスになりました...
それでも400ほど残ってたので、まあ、丁度いいか... なんて思ってたんですけど、
よーく見ると、ほぼフナ尾...
サシが多くて9割ハネたってのは時々ありましたけど、フナ尾が9割って...初めての経験です。
とりあえず、スボケてようが多少曲がってようが、フナ尾じゃなければ残して40匹ほどになりました。
まあ、色を見たいだけなので、数はそんなに多くなくて良いんですけどね。
で、あまりにフナ尾ばっかりだったので、体のよさ気なフナ尾を20匹ほどキープしておきました(^_^)
琉金のような体にフナ尾が付いた金魚を「玉サバ」というらしいですが、
らんちゅうがフナ尾になったら... 瘤サバ?
Google画像検索で調べても肉瘤がしっかりのったフナ尾のらんちゅうって見かけないので、作ってみましょうかねえ。
水槽(横見)で飼うなら面白いかもしれませんね。
普段、フナ尾って1腹の選別で数匹ってところですから、残すなんて考えもしなかったけど、
300匹以上のフナ尾らんちゅうを目の前にして、ちと残してみるか...なんてことを考えてしまいました(^_^;)
フナ尾でもベタ赤とか蛇の目とか尾びれに色が差すのかなあ... ある意味楽しみです。
・ ・ ・
残る2腹は、種用の筋の魚です。
こちらは、孵化数が少なかったこともあり、飢餓にならずほぼ全数残ってました。
それぞれ、選別で半分ほどに減らしました。
まだ爪楊枝の太さなので、何もわかりませんが、1ヶ月ほど経ったので、もうシラスになって全滅することも無いと思います。
2014年6月28日土曜日
2014年6月4日水曜日
宇野系らんちゅうの交配、種親の選び方(面かぶり系)
宇野系でも早い人はサクラの開花の頃に仔引きをする人がいますが(最近はヒーターを使って、もっと早く採っている人もいるとか)、自然産卵なら5月に入ってからでしょうか...
でも、夜間の水温が低下する時期は、白く溶けて全滅することも多いようですね。
瘤太郎は、ヒーターを使うと水換えの際の水温合わせが面倒なので、夜間の水温が20度を超えて安定する6月になってから仔引きをすることが多いです。
7月になってからというのもザラです。
良く、水温の高い時期に卵を採ると3日ほどで孵化してしまって、上手く育たない。という話を聞きますが、今までの経験上、特にそのような不都合はありませんでした。
強いて言えば、冬眠までの時間が短くなるので、小さいまま冬眠させなければならないということでしょうか。
小さい仔を冬眠させると、代謝機能がおかしくなるのか、全身が水ぶくれ状態になる仔が出てくるので、それが困るくらいです。
さて、本日、一腹、人工授精によって、卵を採りました。
面かぶり系の雌雄です。
中央がメス、左右がオスで、人工授精でどちらのオスも半分半分程度掛けておきました。
いずれも同胎の兄妹です。
この血統、胴については、まだ改良中なので、どの魚も背幅は今ひとつですが、
メスは、水なす型(今は卵を持っているのでパンパンですが)のしっかりした胴を持っています。
頭は、龍というかオカメ顔で目幅も少し足りません。
ヒレは、先を洗っています。(ヒレの先に赤が乗っていない)
右のオスは、ナツメ型の胴を持つ魚で、各ヒレがヒレ先まで真っ赤、顎の下も真っ赤なので、
面かぶり系の柄の土台としては、良い配色をしています。
胴もスッキリしているので、個人的には好きなタイプです。
頭は、うーん、まだもう少し成長してくれるかなあ...
左のオスは、たまご型の胴を持つコロンとした魚です。
目下、フンタンの発達がものすごい、肉瘤ブクブクのさかなです。
ヒレは、先を洗っています。
ほんとに丸手の魚なので、この体型は受け継いでほしくないのですが、龍頭の面かぶりには
この肉瘤は申し分ないです。
我が家では、ほとんど素赤同士での交配をしているので、今回のように面かぶり系同士の交配は珍しい試みなのです。
10月になれば、ほとんど色変わりが終わると思いますが、どんな柄の仔になるでしょうね。
同じメスが、来月もう1回産むようなら、猩々のオスと掛けてみて、仔の柄の違いを比べてみようかな...
でも、らんちゅうって、色変わりの頃の環境条件で柄が変わっちゃうこともあるみたいですから、別の時期に採ったら比較にならないかもしれませんね。
瘤太郎は、面かぶりの種親選びのポイントは、
・頭の充実。目幅も肉瘤も充実している個体が良い。
目幅も肉瘤も無い先細りの面かぶりは、好みではありません。
・ベタ赤のヒレ。雌雄揃えるのは難しいかもしれませんが、せめて片親だけでも
ヒレ先まで真っ赤に染まっている個体を使いたいです。
・胴は、極端に峰の立つものや寸詰まりのものは避けるようにしたいです。
多少の問題は、仔の代で親を選ぶときに、なるべく親のときに目をつぶった
部分が良くなっている仔を次の代の親にするという感じで調整します。
・尾。種親選びには、尾はほとんど気にしません。
でも、夜間の水温が低下する時期は、白く溶けて全滅することも多いようですね。
瘤太郎は、ヒーターを使うと水換えの際の水温合わせが面倒なので、夜間の水温が20度を超えて安定する6月になってから仔引きをすることが多いです。
7月になってからというのもザラです。
良く、水温の高い時期に卵を採ると3日ほどで孵化してしまって、上手く育たない。という話を聞きますが、今までの経験上、特にそのような不都合はありませんでした。
強いて言えば、冬眠までの時間が短くなるので、小さいまま冬眠させなければならないということでしょうか。
小さい仔を冬眠させると、代謝機能がおかしくなるのか、全身が水ぶくれ状態になる仔が出てくるので、それが困るくらいです。
さて、本日、一腹、人工授精によって、卵を採りました。
面かぶり系の雌雄です。
中央がメス、左右がオスで、人工授精でどちらのオスも半分半分程度掛けておきました。
いずれも同胎の兄妹です。
この血統、胴については、まだ改良中なので、どの魚も背幅は今ひとつですが、
メスは、水なす型(今は卵を持っているのでパンパンですが)のしっかりした胴を持っています。
頭は、龍というかオカメ顔で目幅も少し足りません。
ヒレは、先を洗っています。(ヒレの先に赤が乗っていない)
右のオスは、ナツメ型の胴を持つ魚で、各ヒレがヒレ先まで真っ赤、顎の下も真っ赤なので、
面かぶり系の柄の土台としては、良い配色をしています。
胴もスッキリしているので、個人的には好きなタイプです。
頭は、うーん、まだもう少し成長してくれるかなあ...
左のオスは、たまご型の胴を持つコロンとした魚です。
目下、フンタンの発達がものすごい、肉瘤ブクブクのさかなです。
ヒレは、先を洗っています。
ほんとに丸手の魚なので、この体型は受け継いでほしくないのですが、龍頭の面かぶりには
この肉瘤は申し分ないです。
我が家では、ほとんど素赤同士での交配をしているので、今回のように面かぶり系同士の交配は珍しい試みなのです。
10月になれば、ほとんど色変わりが終わると思いますが、どんな柄の仔になるでしょうね。
同じメスが、来月もう1回産むようなら、猩々のオスと掛けてみて、仔の柄の違いを比べてみようかな...
でも、らんちゅうって、色変わりの頃の環境条件で柄が変わっちゃうこともあるみたいですから、別の時期に採ったら比較にならないかもしれませんね。
瘤太郎は、面かぶりの種親選びのポイントは、
・頭の充実。目幅も肉瘤も充実している個体が良い。
目幅も肉瘤も無い先細りの面かぶりは、好みではありません。
・ベタ赤のヒレ。雌雄揃えるのは難しいかもしれませんが、せめて片親だけでも
ヒレ先まで真っ赤に染まっている個体を使いたいです。
・胴は、極端に峰の立つものや寸詰まりのものは避けるようにしたいです。
多少の問題は、仔の代で親を選ぶときに、なるべく親のときに目をつぶった
部分が良くなっている仔を次の代の親にするという感じで調整します。
・尾。種親選びには、尾はほとんど気にしません。
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