らんちゅうについては目幅と頭蓋骨の幅の話でも書いてみたいと思っているのですが、イラストなどの準備がなかなかできません。
さて、今日は、らんちゅうではないのですが、今シーズンのらんちゅう飼育に役立てることができないかと、研究中(?)のアルビノブッシープレコの話題です。
ご存知、熱帯魚のブッシープレコのアルビノですが、プレコといっても成魚で全長10cm程度とあまり大きくなりません。
それでも、せっせと苔を食べてくれます。
このアルビノブッシープレコを水槽で繁殖させ、水温が20℃を越える期間、青子から黒子期のらんちゅうの舟に泳がしておけば、苔に絡まって落ちる事故が減るんじゃないかと思っています。
協会系や普通の宇野系では、水換えを頻繁にするので、苔で悩まされることが少ないと思いますが、我が家のように青水で飼う場合、どうしても舟の壁面に苔が生えます。
毛足の短い苔なら良いのですが、ヒョロヒョロとたなびく苔が伸びてくると、それに絡まって落ちたりしちゃうんですよね。
それを、このアルビノブッシープレコチームに防止してもらおうかという話です。
ブッシープレコは、ヤマトヌマエビぐらいのサイズでも食べないので、 ピーナツの粒ぐらいに成長した青子なら一緒に飼えると思います。
本当は、冬眠期間中の苔を食べてくれるとありがたいんですけど、熱帯魚なので、それは無理ですよね...
上の写真は、本日、産卵をしたペアです。(26.5℃)
左がオス、右がメスで、メスの右にオレンジ色の粒が卵です。
30個ぐらいあります。
4日ほどで孵化します。
イワナの卵ぐらいの大きさです。孵化稚魚も結構な大きさ(大きなヨークサックを付けて孵化します)
さて、無事に育つでしょうか...
知り合いと話ているときに、なぜ「アルビノ」の「ブッシープレコ」なのか...という話題になったのですが、まずブッシープレコを選んだ理由は、雌雄の判別が容易で、繁殖を成功させやすい。ということと、サイズがあまり大きくならず(成魚で8~10cm程度)、性格も温和らしい。というところです。
返信削除野生種は体色が暗緑色~こげ茶色なのですが、これでは、青水の中で探すのが大変なので、アルビノ種にしました。
ただ、心配事もいくつか...
1)フンの量が尋常ではない。
プレコはほとんどそうなのですが、どんだけ食べてるの?というぐらい大量のフンをします(^_^;)
2)夜行性?
金魚が寝ているときに、ゴリゴリと底を這いまわるのかもしれません。
これが金魚にストレスになるのかどうか...
3)苔を食べず、金魚の餌を食べる?
結局、これが原因で失敗になりそうな気がしますね(^_^;)
どなたか、金魚の舟にプレコを入れた経験をお持ちの方いらっしゃいませんか~