その後、控えめに餌をやっていました。
多少、ふっくらもしてきた様子。
種用三歳
ちゃんと世話をしていれば、もう少しコブも出ていたとは思いますが、
今年は、ほとんど世話ができなかったので、まあ、元気でいてくれただけでありがたいです。
どの魚も背出しが深いですね。
「背出しがまっすぐ」という話と「背出しの深い」というのは、また違う話で、首が上向きに付いているという指標にもなるので、私は好評価の材料としています。
ただ、頭が長く見えるので、よほど目幅が無いと、細く見えるようになってしまいますね。
左上の魚や右端の魚は、 背出しの深さに加えて十分な目幅を持っていますね。
目幅だけでなく頭蓋骨後端(おでこの後ろ?)も十分に幅を持っているので、背幅感もあります。
成長とともに目下の肉瘤が張り出してくれば、見応えのある魚になりそうです。
背出しが深いとどうしても兜巾の土台が長方形になるので、兜巾もしっかり膨隆してほしいところです。(兜巾が出なければ、顔が整わないと思います。)
左下の魚は、他の魚に比べると目幅が寂しい気もしますが、胴の雰囲気が良いように思います。
全体のシルエットを見た時に、エラ下のすぐ後ろ(エラ下)の胴の出始めの横幅が変に張りすぎず、すっきりと胴が出始め、腹じまいにかけてゆったりと膨らんでいます。(硬さが無いなんて言ったりします。)
先に説明した2匹などは、エラ下からパンと張っているので、なんとなくだらしない感じ。っていうのかな...
で、現段階では、左上や右端の魚の方が背幅感はあるのですが、左下の魚の持ち前の柔らかさが先々発揮されると、ぐっと背幅を増してくる時期が来るんですよね。(来るか来ないかはまだわかりませんけど)
そうすると、背幅感が格段にアップして腹付きも良い感じの魚になったりします。
![]() 種用2歳 |
同じく、餌を与えられなかったので、当歳の冬と変わってないかも...
頭の形が独特ですね。
目の後ろが張り出していて、エラでまたギュッと絞られてるって感じです。
こういう魚って、独特の背幅感を出すことがあるらしいのですが、この魚もなんとなく
背出し部分の背幅感がしっかりしている印象です。
![]() |
種用2歳 |
上の2歳を同胎の魚と一緒に撮影した写真です。上の仔は、左中段で
9時方向を向いている仔です。
頭の形が違いますよね。(目が斜めに出っ張ってついてるだけって気もしますが)
背幅感も他の同胎に比べて少し違うようです。
左したの仔も背幅感の良い魚ですね。
この腹は、全体的に柔らかくて体型が壊れやすい魚が多いようです。
餌の量に気をつけて、じっくり大きくしていかなければなりませんね。
(え、ああ、今年の私の育て方では、小さすぎますけど...)
と、まあ、今年は、世話ができず、結局品評会もほとんど行けなかったので、
一人品評会みたいな感じでしたが、そもそも会用は人にあげることが多いので、
残ってないし...
一人勉強会ですね。
まあ、こういった楽しみな魚が残ってくれただけで十分ということにしておきます。
随分寒くなってきましたけど、もう少し餌、付けられるかな。
こんばんは
返信削除背出しが深い?いろいろ難しいですまだまだ勉強不足^^;
こんばんは。変な表現を使ってすみません(^_^;)
削除「エラが深い」って言い方もあるみたいですけどね。
次の記事に載せた写真の方がわかりやすいかもしれません。
中央の魚は、口先から背だし(頭と背の境目)までの距離が目幅や胴長に対して相対的に短く、左下の魚は相対的に長いです。
左下の魚やこの記事の1枚目の写真の魚のように、口先から背だしまでの距離が相対的に長いことを背出しが深いと書いてしまいました。
(他の人はそんな言い方してないかもしれませんので、ここだけの用語とご理解ください。)