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2015年3月1日日曜日

コケ取り要員量産中(孵化)

月曜日の未明に産卵したアルビノブッシープレコですが、木曜日には孵化していました。
水温27℃で、孵化まで要する時間が3~4日といったところでした。


土管の中に産み付けられて孵化していたのですが、受精しなかった卵がカビてきていたので、
稚魚だけ取り出しました。
全部で50個ぐらいの卵があったと思うのですが、そのうち孵化したのが20匹、発生は続いたけど孵化できない(卵から出られない)のが5個、残りが未受精卵といった感じでした。

上の写真では左上に集まっているのが健康な稚魚で、右下の方、白っぽくなっている稚魚は孵化後にダメになったやつで、卵のままのものは殻が破れずに孵化できないようです。
(見た限り、発生は順調に進んでいるようなのですが...)

正直、土管の壁面にもう少し整然と卵を並べる(敷き詰める)様に産卵するのかと思っていましたが、いわゆるスジコのような卵塊のまま土管に付着してました。
そのため、中の方の卵は酸欠のような状態になるのか、受精しにくいのか、死卵が多かったです。

産卵後、1日半ほど経ったところでメスが土管から出て行ったので、土管を取り出し、卵を守っているオスも出して、土管だけ孵化用水槽に移して孵化させたのですが、その時に、卵を土管から出して、水通しの良い状態で付加させる方が良いのかもしれません。

 ・ ・ ・ ・ ・
 孵化した稚魚の大きさは、らんちゅうで言えば、最初に尾で選別するときぐらいの大きさです。
ただし、巨大なヨークサックをつけています。また、頭が異様に大きいですね。
とりあえず、


これだけ大きなヨークサックを付けていれば、孵化直後の育成は楽でしょうね。
6日ほど放置して、ヨークサックがなくなる頃に、ベビーブラインシュリンプとプレコ用のタブレットを与えて見る予定です。
らんちゅうが青子になる頃には、調度良い大きさに育ってくれそうです。

2015年2月23日月曜日

コケ取り要員量産中

らんちゅうについては目幅と頭蓋骨の幅の話でも書いてみたいと思っているのですが、イラストなどの準備がなかなかできません。

さて、今日は、らんちゅうではないのですが、今シーズンのらんちゅう飼育に役立てることができないかと、研究中(?)のアルビノブッシープレコの話題です。



ご存知、熱帯魚のブッシープレコのアルビノですが、プレコといっても成魚で全長10cm程度とあまり大きくなりません。
それでも、せっせと苔を食べてくれます。

このアルビノブッシープレコを水槽で繁殖させ、水温が20℃を越える期間、青子から黒子期のらんちゅうの舟に泳がしておけば、苔に絡まって落ちる事故が減るんじゃないかと思っています。


協会系や普通の宇野系では、水換えを頻繁にするので、苔で悩まされることが少ないと思いますが、我が家のように青水で飼う場合、どうしても舟の壁面に苔が生えます。

毛足の短い苔なら良いのですが、ヒョロヒョロとたなびく苔が伸びてくると、それに絡まって落ちたりしちゃうんですよね。

それを、このアルビノブッシープレコチームに防止してもらおうかという話です。

ブッシープレコは、ヤマトヌマエビぐらいのサイズでも食べないので、 ピーナツの粒ぐらいに成長した青子なら一緒に飼えると思います。
本当は、冬眠期間中の苔を食べてくれるとありがたいんですけど、熱帯魚なので、それは無理ですよね...

上の写真は、本日、産卵をしたペアです。(26.5℃)
左がオス、右がメスで、メスの右にオレンジ色の粒が卵です。
30個ぐらいあります。
4日ほどで孵化します。
イワナの卵ぐらいの大きさです。孵化稚魚も結構な大きさ(大きなヨークサックを付けて孵化します)

さて、無事に育つでしょうか...